原則としてレシピエントは極低出生体重児としていますが、例外として
消化管手術を受けた児、壊死性腸炎罹患リスクのある児など、
児の担当医がドナーミルクを必要と判断された場合にはドナーミルクを利用できます。
ドナーミルク利用の優先順位に関する基準
1. 早産・極低出生体重児
2. 疾患をもつ新生児(外科疾患、心臓疾患、ミルクアレルギーなど)
日本母乳バンク協会としての基準は定めていませんが、海外では修正32週~34週まで使うことが一般的です。
各施設と年間契約を結び年会費にて必要な処理・検査を行っております。
ですので、患者様のご家族への負担がないようにお願いしております。
各施設で異なりますが、
ドナーミルクを利用した際に入院時食事療養費を算定することでカバーしている施設、
小児科学会からの提言があるので病院で支払ってくれる施設、
周産期医療環境整備事業から支払ってくれる施設、講座の研究費で支払う施設などがあります。
いろいろとお手数をおかけして申し訳ございません。
必要な赤ちゃんにはドナーミルクを利用してほしい・・その思いでこの活動をしております。
ですので、年間契約をしていないご施設であってもどうぞご連絡ください。
配送費はご負担いただき、また、配送で使用した保冷箱を返送いただいておりますが、
ドナーミルクの実費はいただいておりません。
はい、どの赤ちゃんがどのBatch番号のドナーミルクを利用したか、記録を残していただければ問題ありません。
もしドナーミルクを利用した児に感染症など何らかの問題があったとき、
Batch 番号から実際に使ったのと同じ母乳の検査を行うこともできます。
ですので、どのBatch番号のドナーミルクを利用したかを記録しておいてくださるようお願いをしております。